クリスマスのプレゼントに添えるカードは、「名前を呼ぶ」「今年のことを1つ」「来年のことを1つ」の3行で足りると思います。気の利いた言葉を探すより、ふたりにしか分からない出来事を1つ入れるほうが、読んだときにうれしいものです。「クリスマス メッセージ 恋人」と検索している人は、たぶん、プレゼントはもう決まっていて、カードの白い面を前に手が止まっているところかもしれません。このノートでは、付き合いの長さ別の文例と、英語で書くとき、手書きにするかどうかを順番にまとめました。
カードは3行で足りる
文例の前に、組み立てだけ先に書いておきます。
| 行 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 1行目 | 名前と、クリスマスのあいさつ | 〇〇へ メリークリスマス |
| 2行目 | 今年のふたりの出来事を1つ | 夏に行った花火、また見たいね |
| 3行目 | 来年のこと、またはありがとう | 来年もいろんなところに行こう |
まん中の行がいちばん大事です。「いつもありがとう」だけだと、どのカードにも書ける言葉になってしまいます。いっしょに行った場所、相手が言ってくれた一言、ふたりで食べたもの。具体的なことを1つ入れると、それだけでその人に向けたカードになります。
まん中の行に、ふたりの出来事を
付き合いの長さ別の文例
付き合いたて
まだ照れくさい時期なので、短く、軽めでいいと思います。重い約束はまだ書かなくて大丈夫です。
〇〇くん メリークリスマス。今年の終わりに、こうして一緒にいられてうれしいです。
はじめてのクリスマス、誘ってくれてありがとう。これからもよろしくね。
付き合いたての相手に何を贈るか迷っているなら、付き合いたてのクリスマスに贈るものをくらべた記事もあります。
1〜2年くらい
ふたりの思い出がいくつかできたころです。今年いちばん覚えている日を1つ選んで書いてみてください。
〇〇へ メリークリスマス。春に行ったあの桜並木、来年もまた歩きたいな。
今年もいっぱい笑わせてくれてありがとう。来年は、前から話してた温泉に行こうね。
長く一緒にいる・一緒に暮らしている
毎日顔を合わせていると、あらためて書くのは少し恥ずかしいものです。ふだん口にしない「ありがとう」を、ここでだけ書くのもいいと思います。
いつも朝ごはんを作ってくれてありがとう。言えてないけど、ちゃんと助かってます。
今年も一年おつかれさま。来年も、ふたりでのんびりやっていこうね。
遠距離
会えない日が多いぶん、次に会う日のことを書くと、カードを読み返す楽しみができます。
なかなか会えなくてごめんね。お正月に会えるの、指折り数えてます。
離れていても、今年一年そばにいてくれてありがとう。次に会うときは、これを着てきてね。
プレゼントに合わせて、1行足すなら
品物に合わせた一言を入れると、なぜそれを選んだかが伝わります。
| 贈るもの | 添える一言の例 |
|---|---|
| マフラー・手袋 | 帰り道、これで少しはあったかいかな |
| ネックレス | 〇〇に似合いそうって、見た瞬間に思いました |
| 財布・名刺入れ | 新しい年を、これで気持ちよく始めてね |
| ハンドクリーム | 乾燥する季節に、かばんに入れておいてね |
マフラーを選んだ理由をもう少し書き添えたいなら、マフラーをくらべた記事に、色や素材の選び方も書いています。
英語で書くなら「Merry Christmas」と全部つづる
カードの1行目を英語にするなら、「Merry Christmas」と全部つづっておくのがいちばん迷いません。「Xmas」と短く書くこともあって、この「X」は、ギリシア語でキリストを表す言葉の頭文字だと説明されています2。日本では「X'mas」とアポストロフィを入れた書き方もよく見かけますが、気になるなら、略さずに書いておけば安心です。
英語の後ろに日本語を続けるなら、「Merry Christmas! 今年もありがとう」くらいの短さが読みやすいと思います。全部を英語にすると、気持ちがかえって伝わりにくくなることもあるので、あいさつだけ英語、というくらいがちょうどいいかもしれません。
手書きにするか、印刷のカードにするか
文化庁が2026年1〜3月に行った「国語に関する世論調査」では、年賀状や挨拶状について、印刷だけのものと手書きが加えられたものをくらべてもらっています1。その中で、「どちらも変わらない」と答えた人は、20代で2割台半ば、30代で2割と、ほかの年代より多めでした1。若い世代ほど、印刷でも気にしない人が少し多いようです。
一方で、手書きの習慣を大切にすべきだと答えた人に理由を聞くと、「手書きの文字には個性が表れ、印刷文字にはない情感などを込めることができるから」を選んだ人が68.2%いました1。
恋人へのカードなら、全部を手で書かなくても、印刷のカードに名前と1行だけ自分の字で足すのがちょうどいいかなと思います。字に自信がなくても、短ければあまり気にならないものです。
ネットで頼むときのカード
プレゼントをネットで頼んで、相手の家に届けてもらうこともあると思います。楽天市場で「クリスマス メッセージカード」と検索すると、在庫のある商品で7,095件が出てきました(2026年10月12日時点)3。「メッセージカード 無料 クリスマス」でも2,094件です(同じ日・在庫あり)4。楽天市場のおくりものナビでは、ギフトの選び方の条件として「メッセージカード」が選べるようになっています5。
お店にカードを書いてもらう場合は、文字数に決まりがあることがあるので、商品ページを見てから文面を決めると、あとで削らずに済みます。上の文例は、どれも50字に届かない長さにしてあります。届く日に合わせたいときは、クリスマスプレゼントをいつ渡すかのノートに、届け方の考え方を書いています。
書かないでおきたいこと
カードは、あとから何度も読み返されるものです。そのぶん、書かないほうがいいこともあります。
- 値段や「高かった」: 相手が気をつかってしまいます
- ほかの人とのくらべ: 「前の人より」「友達の彼氏は」などは、冗談でも残ります
- 来年の約束を重くしすぎること: 付き合いたてなら、「来年も一緒に」くらいの軽さで十分です
迷ったときは、相手が来年の今ごろ読み返しても、うれしいと思えるかどうかで決めると外れにくいと思います。
迷ったら
迷ったら、カードを書く前に、今年のふたりの写真を1枚見返してみてください。その写真の日のことを1行書いて、名前とメリークリスマスで挟めば、カードはもうでき上がりです。
予算をいくらにするかで迷ったら、クリスマスギフトの価格帯を数えたメモに、楽天に並んでいる品の値段の分かれ方をまとめています。
プレゼントそのものの予算や選び方で迷っているなら、恋人へのクリスマスプレゼントの考え方を、ほかの相手へのカードの文例はプレゼントに添えるひと言の文例を見てみてください。彼女へ贈る品は彼女へのクリスマスプレゼントの記事、彼氏へは彼氏へのクリスマスプレゼントの記事にまとめています。

