楽天のソーシャルギフトは、対象の商品を「ソーシャルギフトで贈る」で注文して、注文のあとに出てくる受け取り用のリンクを、LINEやメールで相手に送れば使えます。住所は、リンクを開いた相手が自分で入れるので、こちらが聞かなくてだいじょうぶです。ただ、相手が期限までに住所を入れないと注文は自動でキャンセルになりますし、支払いはクレジットカードだけです。このノートでは、贈る側と受け取る側の手順と、贈る前に知っておきたい決まりを、楽天のガイドとよくある質問をもとに順番にまとめました。
住所を聞かずに贈れる、楽天の新しい贈り方
楽天市場は、2026年5月1日に「楽天ソーシャルギフト」の本格提供を始めました4。住所を知らない相手にも、メッセージアプリやメール、ソーシャルメディアから「ギフト受取用リンク」を送るだけで贈れる仕組みです4。
ソーシャルギフトを提供している楽天が、自分で10代〜60代の996人に聞いたネット調査(2026年4月)では、ソーシャルギフトを使いたい理由の上位に「相手の住所がわからなくても気軽に贈れるから」(35.0%)が入っていました4。SNSでつながっている友達や、職場で顔を合わせるけれど住所までは知らない人。そういう相手に「誕生日おめでとう」と何か贈りたいとき、住所を聞くひと手間がなくなるのは、たしかに気が楽かなと思います。
ちなみに、住所を知っている相手なら、ふつうの注文で送り先を相手の住所にすれば届きます。ソーシャルギフトが役に立つのは、住所を知らない・聞きにくいときです。
住所を知らない相手に向く
贈る側の手順は3つ
まず、対象の商品を探します。楽天の検索画面では、左側の絞り込みをスクロールした途中にある「ソーシャルギフト」のボタンをオンにすると、対象の商品だけが出てきます1。商品ページで見分けるなら、「ソーシャルギフトで贈る」の表示があるものが対象です1。よくある質問では、「ソーシャルギフト可」のラベルが付いている商品が対象で、ラベルが無い商品はソーシャルギフトとして買えないと書かれています2。
アプリで探していてラベルが見当たらないときは、アプリが古いのかもしれません。Androidは14.2.5以降、iOSは13.5.5以降が必要とされています2。
注文の流れは、ガイドでは次の3つの手順になっています1。
- 商品ページで「ソーシャルギフトで贈る」のボックスにチェックを入れて買い物かごへ。買い物かごから「ソーシャルギフトの購入手続き」をタップ
- 注文の内容を確かめて「ソーシャルギフト注文を確定する」をタップ
- 「ギフト受け取り用リンクをコピー」して、LINEやメールで相手に送る
同じお店の対象商品なら、ひとつの注文でまとめて贈れて、受け取り用のリンクは1つだけ出るそうです2。そのとき受け取りの画面には、いちばん金額の高い商品が出ます2。反対に、ひとつの注文で何人もの相手に贈ることはできず、届け先1件ごとに注文することになります2。職場の何人かに配りたいときは、人数分の注文が要ると思っておくと安心です。
受け取る側の操作と、伝わらないこと
受け取る側は、届いたリンクを開いて「ギフトを受け取る」ボタンを押し、楽天の会員ならログインして、届け先を入れて「確定する」を押せば終わりです1。会員でない人は、会員登録をしなくても受け取れます1。
住所のことで気になるのは、贈った側に伝わるかどうかかもしれません。楽天のサイトや楽天から送るメールでは、受け取った人の名前や住所を贈った側に見せないそうです3。ただし、届け先が「沖縄・離島・一部地域」で別に送料がかかるときはそのことが贈った側に知らされたり、お店が独自に送るメールや配送伝票で情報が出たりすることがある、とも書かれています3。
受け取る側に伝えておきたいのは、リンクをなくすと楽天やお店から案内し直してもらえないことです3。それから、受け取っても楽天ポイントはつきません3。
期限を過ぎると、注文は自動でキャンセル
いちばん気をつけたいのが、受け取りの期限です。入力期限までに受け取りの手続きがされないと、注文は自動的にキャンセルになります1。キャンセルになると、贈った側への返金の手続きが進みますが、期限の延長はできません3。
入力期限がいつかは、購入履歴で確かめられます1。ここで少し困るのが、相手がギフトを受け取ったかどうかを、仕組みの上では確かめられないことです2。贈った側に分かるのは、購入履歴の状態やお店からの発送のメールで見られる、発送のようすまでです2。
なので、リンクを送るときに「住所入れてくれたら届くよ。期限があるみたいだから、よかったら早めに」とひと言添えておくと、うっかりのキャンセルを防げるかなと思います。LINEに添える言葉で迷ったら、友達の誕生日に送るメッセージの文例に、短いものをいくつか書いています。
注文そのものを取り消したいときは、注文してから30分以内なら購入履歴からキャンセルできます2。30分を過ぎるとキャンセルできないので、リンクをまちがった相手に送ってしまったときも、早めの対応が大事になりそうです2。
リンクと一緒に期限のひと言
贈る前に確かめておきたいこと
最後に、注文の前に見ておきたい決まりを並べておきます。
| 項目 | 楽天のガイド・よくある質問に書いてあること |
|---|---|
| 支払い | ソーシャルギフトは、クレジットカード決済だけ1 |
| 中身を秘密にできるか | できない。受け取りの画面で、商品の画像とお店の名前が出る2 |
| 値段が伝わるか | 基本的には伝わらない。ただし、商品の画像の中に金額が書いてあると見えてしまう2 |
| メッセージカード | ソーシャルギフトには、メッセージカードの機能は無い2 |
| 送料 | 対象の商品は、原則として送料無料。お店や商品によっては追加の送料がかかることがある2 |
| 日付の指定・のし・包装 | お店や商品によってちがう2 |
| 海外 | 海外には送れない2 |
値段のことは、表の中でも見落としやすいところかなと思います。お店によっては、商品の1枚目の画像に「〇〇円」や「〇%OFF」の文字を入れていることがあります。受け取りの画面に出るのは商品のメイン画像なので、注文の前に1枚目の画像を見ておくと安心です2。メッセージカードが付けられないぶん、気持ちはLINEのほうで伝える形になります。
何を贈るかで迷っているなら、住所を知らない相手に贈ることが多い場面の記事もあります。同僚の誕生日に贈るものをくらべた記事と、ちょっとしたお礼に渡すプチギフトの記事です。どちらも、ソーシャルギフトの対象かどうかでは選んでいないので、気になった商品は、商品ページで「ソーシャルギフト可」のラベルがあるかを見てみてください。
迷ったら
迷ったら、まずは楽天の検索で「ソーシャルギフト」のボタンをオンにして、相手に贈りたい種類を探してみてください。リンクを送るときに、期限があることをひと言だけ添えておけば、受け取りそびれはだいぶ防げると思います。
クリスマスに会えない相手へ届けるなら、クリスマスプレゼントを渡す日の考え方に、当日に受け取ってもらうための話も書いています。

